リフォームのトラブルについて

リフォームを行う際には、悪徳業者はもちろんのことですが、優良業者でも話し合いの内容がかみ合っていなかったり、詰めが甘かったことで理想とは違うリフォームが行われてしまうトラブルが毎年発生しています。

悪徳訪問リフォーム業者に注意!

1997年度以降 2001年度までの 5年間に寄せられた住宅のリフォーム工事に関する消費者 苦情 41,262 件のうち、76.7%に当たる 28,779 件が訪販リフォームであり、いかに訪問販売に問題が多いかが分かります(他は、店舗販売 20.8%、通信販売 1.3%、電話勧誘販売 1.2%)。 以降も、同業者の77%前後で停滞しています。苦情の内容としては、「工事が始まらない」「クーリング・オフを回避される」「書面が発行されない」などがあり、問題解決までに1年以上もかかることもあります。

事例1:“法律違反”に脅かされる

ある高齢者の住むお宅では、「耐震工事をしないと法律違反になりますよ」という悪徳業者の言葉に騙され、300万円もする不要なリフォーム工事を行ってしまったそうです。このように人に相談できないような脅し方をして、高齢者などを騙す巧妙な手口が増えています。

事例2:“次々商法”で詐欺のループにはまる!

「経験豊富な(悪徳)営業マンなら、外装で悪徳リフォームを行った家かどうかの判別がつく」、と同業者が言うように、一度ひっかかった家には再び悪徳業者がやってきます。これを“次々商法”と呼び、何度も同様の詐欺の被害にあってしまう家庭も多く存在します。

こんなはずじゃなかった!

リフォームのトラブルで特に多いのが「追加費用が発生して見積金額と請求額が違った」というものでしょう。リフォーム工事が終了した後に、「えっ?!こんなはずじゃなかった!」と思うようなリフォーム内容で終わってしまったという苦情は、毎年多く報告されています。

事例1:ここはやってくれなかったの?トラブル

工事が終わってみると、「ここのタイルが変わっていない」など、自分たちの想像とは違った工事内容であるトラブルもあります。反対に、「ここは変えなくてよかったのに」というトラブルも毎年発生しています。

その他、「床を開けてみたら躯体にも腐食が進んでおり、追加で補強工事が必要になった」というように、見積時には業者でも把握できなかった部分で追加費用が発生することがあります。

予想外の出費で予算オーバー

リフォーム工事自体の予算には満足したものの、いざ工事が始まってみると思わぬ出費が、ということはよくあります。その時になってみないと分からないこともあるものの、不安事項は業者に前もって相談しておくことがトラブルを防ぐポイントです。

事例1:駐車スペースがなく、予想外の出費に

リフォーム工事着工初日、思わぬ問題が発生することも。ある事例では、資材を運んでくる大型トラックの駐車スペースのことを計算に入れていなかったため、有料駐車スペースを4台分使って駐車するしかなくなってしまいました。結局4日間、4台分のスペースを有したため、予算とは別に何万円も駐車代がかかってしまった、というケースもあります。

事例2:工期が延びて出費

工事期間は80日と言われていた依頼主。しかし工事が進むにつれて、このままでは終わらないのではないか、という不安が!不安は的中し、すべての工程が終わるまで90日かかりました。大規模リフォームだったため依頼主は仮住まいしており、延長した工期のために1か月契約を更新し、結果として15万円の出費となってしまいました。

業者間の連携不足によるトラブル

近年では住宅リフォームの需要が高まり、依頼主と施工業者をつなぐだけの役割をする仲介会社も多く存在します。そのため、責任がどちらに発生するかをもめるケースも発生し、困惑した依頼主からの相談が寄せられています。

仲介業者と施工業者、どっちの責任?!

ある相談では、工事終了後に洗面所から水漏れが発生。その修理のための費用負担を、仲介業者と施工業者のどちらに責任があるのかを決めるのに時間がかかってしまうとのことです。その話し合いの期間中、依頼主の家では水漏れが続いており、生活に支障をきたしていました。

工事が始まったら仲介業者と連絡が取れなくなった

知り合いに紹介されて、あるリフォーム会社と契約を結んだ依頼主。詳しいことは口約束で決め、いざ工事が始まりました。しかし一週間後、職人たちが全く来なくなり、おかしいと思い、事務所や知り合いに電話をしてみるも、だれも電話に出ません。事務所の所在地にも行ってみたのですが、そんな事務所は存在しないとのこと。工事は途中のまま、手つかずで困っているというひどいケースもあるようです。

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